11月6日(水)、秋の栽培活動で子どもたちは、総がかりで「土ならし」をしました。春の栽培活動で植えたきゅうりやトマトなどの夏野菜は、残暑にもかかわらず、みんなで頑張って水やりや除草をした成果が出て豊作でした。収穫した野菜は、給食の先生が調理してくれ、みんなの身体と心を満たしてくれました。中には、苦手意識のある野菜を克服した子どももいました。ひまわりや朝顔、ふうせんかずら等も綺麗に咲き、夏景色を演出してくれ、最後は、種取を取る姿も多く見られました。
栽培活動の後に、たくさんの楽しみがあることを知った子ども達は、今回の活動にも意欲と期待が高まっていたようです。まずは、友だちと力を合わせて、プランターを運び、青い広いシートの上にひっくり返し、花株を取り除きました。そして、カチカチになった土を両手でほぐして柔らかくし、改良剤を加え、新しいプランターの上に再生する、ひしのみならではの「土ならし」をしました。種や球根は、土の中に根を下ろして、水分や養分を吸収するので、この「土ならし」は、大事なお仕事が分かっているようで、一生懸命モミモミしていました。所々で「せんせ~!なんか虫がいる~」と歓声も上がっていました。後日、0歳児から年長児さんまで、それぞれの学年に応じた活動内容でキャベツやスナックエンドウ、大根等の野菜とチューリップやパンジー、ノースポールなどの花を植え、「大きくなーれ!」のパワーを注ぎ、明日からの水やりを楽しみにしている子ども達でした。