3月4日(水)に、年長児にとっては園生活最後の遠足となるお別れ遠足を行いました。年長児以外の学年の子ども達にとっても、年長児と、そして今年度一緒に過ごしてきたクラスの友だちや保育者と行く最後の遠足は特別な思いがあるようで、この日を何日も前から楽しみしていました。当日はお天気に恵まれ、年少児は園のスクールバスで、年中・年長児はJRを利用して小城駅まで行き、そこから異年齢で手をつないで小城公園に向かいました。さりげなく年長児が車道側を歩いてくれるなど、年下の友だちをリードしてくれる姿に成長を感じる場面もありました。
公園では、運動会の異年齢競技の時の4つのグループに分かれ、遊具や草スキーに挑戦したり、一緒に遊具で遊んだり、お弁当を食べたりしました。特に草スキーは大人気で、段ボール製の草スキーの板を貸し借りしながら何度も何度も楽しんでいました。途中風が強く肌寒いこともありましたが、おいしいお弁当と、楽しい遊具に寒さも忘れて、大満足の様子でした。
また、この日一緒に過ごした年長児と園庭でも一緒に遊んだり、卒園式前には率先して卒園のプレゼントを作ってくれる姿も見られ、2歳、年少、年中児にとっては年長児への親しみが深まる1日ともなったようです。
園に残った0、1歳児は、お兄さん、お姉さんのいない広々とした園庭を一人占めし、自由に動き回って身体を動かし、もりもりお弁当を食べ、ゆったりとした時間を過ごしました。