ひしのみブログ

2022.06.01 Wednesday

6月1日(水)交通安全教室(ひまわり組さん)

 今日は、多久市役所防災安全課から幼児交通指導員の方が見えられ、ひまわり組(年長)さん対象に交通安全教室がありました。

外遊びや公園への散歩など、保育教諭が子どもたちを連れて外に出る機会は意外とあります。しかしこども園の中とは違い、一歩外に出るとそこは車や自転車などが行きかう場所です。事故を防ぐことはもちろん、就学前の準備段階として、交通ルールを学ぶことは重要です。

今回は、以下の2つについて具体的に指導をいただきました。

交通ルール ①横断歩道を渡る。

横断歩道とはどんなものかの話を聞き、ゲームやクイズを通して、その上を歩くことの大切さについて教えていただきましたよ。

まずは横断歩道に来たら止まること。また、渡るときは信号が青でも、「右をみて、左をみて、危険がないことを確認する」ということも教えていただきました。また渡るときに手を挙げて「今わたっています」ということを車の運転手に伝えることも、大切ですね。

交通ルール ②道路は右側を歩く。歩行者は戦前は左側通行だったようですが、戦後は右側通行となったようです。

 今回は、交通ルールとして、赤いリボンを使って、右側を意識し、正しい道路の歩き方を教えていただきました。

実は子どもの交通事故の大半は、こども園、幼稚園や保育園での帰り道、小学校での登下校、友だちと遊んでいる最中などで、ひとり歩きをすることで起こっているようです。まだまだ危険予知能力が低い子どもは、どのような行動をとれば危ないのか、またどのような行動をとれば危険を回避できるのか判断することは難しいものです。そういう意味でも交通ルールを学ぶことはとても重要です。

このほかにも、「交通ルール 信号を守る。」
信号の赤・青・黄色はそれぞれどういった意味があるのかをきちんと聞き、もし信号を無視してしまったら車とぶつかってしまうこともあることを教えていただきました。信号を渡るときは必ず青信号でわたり、もし青信号が点滅していたら焦って渡らず、次の青まで待つとことが大切です。

また、「交通ルール 道路に飛び出さない。」
子どもの交通事故の中でも多いケースが、道路への飛び出しです。よくあるケースには「友だちとのおにごっこ」「ボール遊びをしていての飛び出し」です。注意して遊ぶことが大切です。園でも、一度だけでなく、何度も繰り返しお話や外で実際に体験を通しながら、交通ルールについて、しっかりと定着させていきたいと思います。

今回の交通安全教室、子どもたち真剣に頑張りましたよ。(^_^)v

幼児交通指導さんからいただいた今回のチラシです。